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2021.8.30

【コラム】飲食店開業に必要な内装工事とは?|知らないと損する知識

おしゃれなカフェ

飲食店舗の雰囲気は、お客様の居心地の良さに大きく影響します。そのため、飲食店を開業するにあたり、どのような店舗内装・デザイン、コンセプトにするかはとても重要です。

そして店舗内装といっても、デザインだけでなく、店舗設備の工事や備品の設置など様々な工程があります。

店舗の内装工事に必要な工程を把握していないと、必要な工事が後から発覚したり、不必要な工事が追加されていたり、トラブルの元になります。

そこで今回は、飲食店舗の内装工事の工程について解説します。

飲食店の内装工事の工程

レストランのテーブル

「店舗内装」の作業工程は多岐にわたり、複雑です。
しかし、必要不可欠な工事をあらかじめ理解しておけば、施工業者との打ち合わせがスムーズに進みます。

居抜き物件(※前のテナントの設備が残っており、そのまま再利用できる状態)の場合、必要ない工事もあるので、事前に把握しておきましょう。

飲食店の店舗内装工事は大きく4つに分けられます。

  • 設計、デザイン
  • 内装工事
  • 設備工事
  • 店舗什器

それでは、項目ごとに解説します。

①設計・デザイン

飲食店の店舗内装を依頼する際は、

  • デザインのみを行う業者
  • デザイン+施工の両方を行う業者

の2通りの設計事務所があります。

デザインを専門に行っているからといって、必ずしもすべてのデザインに優れているわけではありません。デザイナーによって得意な業態や分野が違うので、デザイン実績を見て依頼しましょう。

また、デザイン+施工を一括でお任せすると、複数の業者に依頼する手間が省けます。
しかし、自社で施工部門を抱えていない業者だと、下請けの業者に依頼するので費用が高くなるケースがあるので確認しておきましょう。

②内装工事

内装工事とは、壁紙やカーペットを貼り、壁や床、天井を仕上げる工事です。
床や壁はお店の多くの面積を占め、見た目に大きく影響する部分です。素材選びから施工業者としっかり打ち合わせしましょう。

③設備工事

飲食店を開業・運営するには様々な設備が必要です。後になって追加工事が必要になるケースもあるので、どのような設備が必要なのか理解しておくことが大切です。

下記は基本的な工事ですが、店舗の状態によって工程が多岐に渡ります。施工業者と事前にしっかり打ち合わせしましょう。

◆厨房設備
具体的には、作業台・給湯設備・シンク・製氷機・食器洗浄機・冷凍冷蔵庫・フライヤー・グリラー・オーブンなどがあります。
費用を抑えたい場合は、居抜き物件や中古品も視野に入れましょう。

◆給排水衛生設備工事
厨房設備や手洗い、トイレ等の衛生設備の給水排水管をつなぐ工事です。
飲食店は厨房に「グリストラップ」という油脂分離阻集器の設置、給湯設備・手洗い、二層シンク等が主に必要とされています。

◆ガス工事
給湯器や厨房設備の設置場所に合わせたガスの配管引込接続工事です。

◆電気工事
照明器具や厨房設備の位置に合わせた配線、コンセントの設置を行います。

◆空調・給排気工事
エアコンや換気扇、排気ファン、ダクトの設置を行います。

④店舗什器

店舗什器には、テーブルや椅子、棚、照明器具などがあり、店舗の規模や業態によって違います。
什器は既製品をカタログで注文できますが、オリジナルを依頼することもできます。椅子やテーブルは直接お客様に触れるので、デザインだけでなく座り心地も大切です。

店舗内装の専門家に相談しよう

電卓をたたく男性

今回は、飲食店の開業を検討中の方に「店舗内装に必要な工事」について紹介しました。

飲食店の内装デザインは見た目に大きく影響するので重要です。
しかし、見えない部分である空調や換気・排水工事に不備があると臭いの元となり、お客様のクレームに繋がってしまいます。

見積もり価格の安さだけでなく、信頼できる業者に依頼することが大切です。
予算内でどのような内装工事が行えるのか、施工業者としっかり打ち合わせしましょう。

日本店舗内装は、お客様の希望を確認したうえで、適正なお見積もりと対応が可能です。
店舗内装をご検討の際は、『日本店舗内装』にご相談ください。

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